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タイ衣装を着て世界遺産のアユタヤ遺跡観光「Wat Chai Wattanaram(ワット・チャイワッタナーラーム)」

written by

Lemon

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こんにちは。Ramip! Lemonです。
先日は日本から遊びに来てくれた友だちとアユタヤへ行ってタイ衣装を着て遺跡観光をしてきました。

遺跡の名前は「Wat Chai Wattanaram(ワット・チャイワッタナーラーム)」
アユタヤ遺跡の中でも最も美しいお寺の1つです。

実はこの遺跡は思い出の場所で、タイに赴任して少し慣れ始めた2,3か月目にタイ人の同僚たちが私がまだアユタヤへ行ったことが無いだろうという事で週末アユタヤ観光へ連れて行ってくれた最初の場所になります。その時(2018年)ちょうど「ブッペーサンニワート(Love Destiny/運命のふたり)」という、現代の女の子がアユタヤ時代にタイムスリップして心が乗り移ってしまい、そこで生活を送っていくというタイドラマが大流行していて、タイ衣装を着て遺跡観光をするというのがタイ人の中でブームとなっていました。訳も分からず到着した後、遺跡には向かわず衣装屋さんに向かい、タイ衣装をレンタル。「外国人だからタイの思い出作りで伝統衣装を着させてくれようとしてるのかなぁ。。。」とその時は思っていたのですが、実は同僚たちもこのブームに乗っかりたくて全員で衣装を着て周った思い出の場所になります。

そして今年、この「ブッペーサンニワート」が映画化して帰ってきて流行の再ブーム。今回行ったら遺跡周りの衣装屋さんがかなり増えていて、お値段も4年前は100バーツでレンタル出来た衣装が200バーツに値上がりされていました。ちょうど映画が上映されている最中ということもあり遺跡の中は衣装を着たタイ人のお客さんでいっぱい。外国人のお客さんも皆が着ているのにつられてか、結構レンタルして回っているお客さんを見かけました。

私たちが衣装を借りたのは、駐車場の出口左にあったこちらのお店。お値段は200バーツで傘は無料貸し出ししてくれます。好きな色を選んで店内で着付けを行ってくれて、メイクアップも希望の場合は追加料金(確か50バーツ)で対応して貰えるようでした。

遺跡の入場料は外国人は50バーツ、タイ人は10バーツでした。バンコクの観光地の外国人料金と比べるととても良心的なお値段です。遺跡の中は広く、アユタヤ遺跡の中でも一番写真が綺麗に撮れる遺跡かなと個人的には思っています。

タイ国政府観光庁のHPによると、このお寺は1630年、第24代王・プラサートトーンが亡くなった母を偲んでチャオプラヤー川の西側に建設した寺院で、建築様式はカンボジアのアンコール・ワットに似ていることから、カンボジアとの戦争に勝利を収めたことを記念して建てたとの説もあるとの事です。

ここはインスタグラマーに人気の写真スポット。今までかなりの写真をタイで撮ってきましたがタイらしさが出ていてお気に入り写真の一つです。

お勧めは手前よりも奥側に被写体が入って、手前から写真を撮るこの構図の方が好きなのですが、先日行った時は修復工事中でこの先は行き止まりになっていました。

通常の遺跡巡りも良いですが、タイ衣装を着てまた違った世界遺産の楽しみ方が出来るのでとてもお勧めです!タイ旅行の記念にぜひいかがでしょうか?