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こんにちは。Ramip! Lemonです。
タイトルにもある通り、先日タイに遊びに来ていた家族がPCR検査で陽性になってしまい、滞在延長したのでその時の手続きについて書きたいと思います。
今回コロナ感染が判明したのが火曜日の朝。日曜から喉の痛みが少しあったのですが、エアコンの直下で寝ていたので乾燥して喉が痛いのだと思い、その日は通常通り過ごしました。
月曜日の夜、まだ喉が痛いと言うので念の為家にあったATK(抗原検査)で確認したところ陰性。しかし翌朝、明け方に咳が出ていたので私は念の為在宅勤務に変更し、再度10時頃に違うATKで確認した所くっきり2本線。今回はしっかり陽性反応が出ました。
そこからは大忙し。帰国便を2日後の夜に控えていたのでまずは特典航空券を予約していたJALに電話しました。既に3日を切っていたので、「おでかけ3日前デスク」の電話番号 (+81-3-4330-0289) に電話を掛けたのですがこれが本当に全然繋がりません。他の番号にも色々掛けたのですが全く繋がらず最終的に30分近く待って、ようやく電話が繋がりました。。(JALサイトはこちら)
事情を説明したところ、基本的に特典航空券は変更が不可のためキャンセルが出来ないとの事だったのですが、陽性者の搭乗は出来ないため特例として、お医者さんの診断書を確認後、キャンセル及びオープンチケットとなり変更が可能との事でした。
自主検査の結果では対応が変更不可との事だったので、今度は病院に行く必要があったのですが、今回クレジットカード付帯の海外旅行保険で来ていたので、今度はエポスカードの「緊急医療アシスタントサービス」へ電話をしました。(エポスカードサイトはこちら)
診療前に必ず電話をしてくださいと記載があるにも関わらず、このコールセンター全く繋がりません。電話を掛けた時期やタイミングが悪かったのかもしれませんが、30分以上掛けても全く繋がらないので結局諦めて直接病院へ予約することにしました。
タイで外国人が利用する近くの病院「バンコク病院」「サミティベート病院」へPCR検査の予約をしようと思ったのですが、今感染者がかなり増えているためバンコク病院は早くて翌日の午後、サミティベート病院は翌々日と言われてしまいました。半分諦め状態で、「バムルーンラート病院」に電話を掛けたら何とウォークインで16時までに入れば受診が可との回答。今まで利用した事が無い病院に救われました。どの病院も日本語で確認が出来るのでとても有難かったです。
バムルンラード病院に車で行き、電話で教えてもらった陽性者のPCR検査病棟へ。通常のお客さんと同じ入り口から普通に病院に入れるのでビックリ。去年はもっと厳しかった気がするのでwithコロナとはこういう事なのだなと感じます。笑
検査の前に、保険でカバーが可能か確認し問題なかったので、いざ問診とPCR検査。ATKで陽性になった人はほぼ間違いなくPCRで陽性になりますと言われたそうです。患者さんの数はあまり多くなかったですが検査までは1時間くらい要しました。その日はそのまま帰宅。PCR検査を受ける頃には症状は少し喉のイガイガがある程度で殆ど症状が無かったので、薬も処方されませんでした。病院で処方するより薬局で買った方が安いから直接薬局で買った方が良いと言われたそうです。(色々緩い。。。)
バンコクの薬局には色々な自宅療養セットが売っているのですが、症状もかなり軽いことから喉スプレーと夫に勧められた薬、のど飴の3つを購入しました。
翌朝。PCR検査の結果が出たとのことでお医者さんから電話が掛かってきました。もちろん陽性。しかもかなりウィルスが強いとの診断で確かにCT値がとても低かったです。ウィルスが強いのに症状が殆どない事にもビックリしました。
陽性診断が出たので、取り急ぎJALへ電話。本当は診断書が無いと変更手続きを進めて貰えないとの事だったのですが帰国便まで48時間を切っていることから、先に診断書送付用のメールを頂き、診断書入手後にキャンセルの手続きを行うことが出来ました。
症状が軽かったせいか特に自宅待機をしてくださいとも言われなかったのですが、念の為その週は自主隔離。週末にはATKで陰性を確認出来ました。ただ治療完了の診断書については、陽性が確認されてから10日後の送付だったので注意が必要です。この時は特に2度目のPCR検査はありませんでした。
治療完了の診断書を入手後、JALへ再度電話し帰国便の手続き。この時は同じ電話番号に掛けましたが、午前中だった為かすぐに電話が繋がりました。診断書送付前に希望便の仮押さえをしてもらい、診断書を送付後に確定連絡があり手続きが無事完了しました。
現在まだ日本入国前には72時間以内のPCR検査が必要ですが、今回のJALへの手続きは対航空会社へのもので、帰国前PCRは72時間以内が別途必要になるので注意が必要です。PCR検査は前回同様に、「Medconsult Clinic (メッドコンサルトクリニック)」を利用し無事陰性証明書を入手しました。
今回の学びとしては、現在タイ入国の際に保険の加入は必須ではなくなりましたが、コロナ感染治療をカバーする旨の記載がある英語の保険証書は用意してから渡航された方が万が一の時にスムーズだなと感じます。また、ビザ無しで滞在できるのは30日までなので、超えてしまうとオーバーステイになってしまうのでこちらも合わせて注意が必要です。(今回は結構ギリギリでした。。。)
以上、長くなってしまいましたがこの記事が誰かのお役に立てると幸いです。
皆様お気をつけてお過ごしください。