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タイ人との国際結婚手続きについて・前半編

written by

Lemon

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こんにちは。Ramip! Lemonです。
今回は、昨年2021年のコロナ禍の中、タイ人と結婚をしたのでその手続きについて纏めてみました。一筋縄では全然行かず、色々な所から情報収集をして、友だちや知り合いなどの力をお借りし無事婚姻届を受理してもらえました。これからタイ人の方との国際結婚を予定されている方の参考に少しでもなると嬉しいです。

私たちはお互いにタイに住んでいた為、タイ国へ婚姻届出を行いその後日本へ婚姻届出の流れとなります。大まかの流れとしては

1.戸籍謄本を日本から取り寄せ
2.日本大使館にて「独身証明書」及び「結婚資格宣言書」の取得
3.2をタイ語翻訳後、タイ国外務省領事局国籍認証課の認証を受ける
4.タイ国郡役場にて婚姻届を提出
5.タイでの婚姻届が終了後、日本大使館へ婚姻届の提出

の流れになります。日本大使館での手続きは必要な書類とお金を揃えて持っていけばとてもスムーズに済むのですが、3と4のハードルはとても高かったので、以下からは詳細になります。長くなってしまうので前半編と後半編に分けてお届けしたいと思います。(前半編は1〜2、後半編は3〜5)

まずタイで婚姻届を提出する必要がある為、日本に住む両親へ書類の送付をお願いしました。必要なのは、本人・両親の指名・本籍地・出生地名が入っている戸籍謄本3枚。取得日から3か月以内の届け出が必要になるので、入籍予定日とEMS送付までの時間を考えて送付してもらう必要があります。

また戸籍謄本入手の時に、海外の現住所が必要だったとの事なので、事前に送っておくとスムーズかなと思います。EMSの送付は英語でラベルの発行が必要なのですが、こちらの日本郵便のページから記載して二次元コードを発行したものをあらかじめ送り主に送っておくと、これを窓口に持っていくだけなのでスムーズに進みます。EMSは送付してからは3日で書類がタイへ到着しました。

続いて日本大使館へ行って、結婚資格宣言書と独身証明書を発行してもらいます。婚姻届けを提出する予定の役所によっては、パスポート証明書も必要になるとの事だったのでこちらは事前に電話確認をしておいた方がよいと言われました。私たちは元々ラムカムヘン役場に提出する予定で(最終的には別の場所になったのですが。。。)確認をしたところ、必要との事だったのでパスポート証明書も発行してもらいました。

3つの書類発行に必要なものは、こちらの大使館ページに細かく記載されているので参考にしてみてください。

日本人側の必要書類は

・戸籍謄本 :1部(3ヶ月以内)
・住民票 :1部  (在留届提出済みだったので必要無し。)
・在籍証明書 :1部 (在籍会社に用意をお願いする。)
・所得証明書 :1部 (在籍会社に用意をお願いする。)
・ワークパーミット :原本&コピー1部
・パスポート :原本&コピー1部
・証明発給申請書 :大使館HPから印刷
・結婚資格宣言書作成の為の質問書 :大使館HPから印刷

タイ人側の必要書類は

・身分証明書 :原本&コピー1部
・住居登録書 :原本&コピー1部
・パスポート :原本&コピー1部(未取得の場合は必要無し)

です。上記書類を提出の際は特に事前予約は必要無く、日本大使館の窓口で受理してもらいました。タイ人の書類は全て原本も必要なので注意が必要です。9/15に書類を提出し9/17には受け取りが可能だったので、本当に日本大使館のお仕事の早さは驚きです!!

3つの書類で1,450バーツ(約5,000円)でした。日本大使館に発行してもらう書類はこれで全て揃ったので、次はタイでのお役所手続きの為に書類の準備へ進みます。今回の記事はここまでになりますが、一連の手続きで掛かった費用の合計は後半編に記載したいと思います。